なんといっても35mmフルサイズで映像撮影ができるカメラは世界にコレ一つ。F1.2クラスのレンズを用いた際、その被写界深度の浅さには目を見張るものがあります。H.264を採用し、フレームレートも30fpsが選択可能。センサーサイズが広大なため、高感度時のノイズの面でも非常に有利。映像プロフェッショナルユースにも耐えます。実際ハリウッドなどで増殖中だそうです。被写界深度を浅くした画ばかり撮ってみたくなるのですが、超広角レンズでギッチギチに絞り込んだ硬い画も非常に緻密で面白い。スチルカメラとしての実力は記すまでもなく、2000万画素オーバーですから大伸ばしにも対応。これで映像の撮影もできて20万円台。まさに特上幕の内弁当のような様相です。
これまで映像撮影時はプログラムモードでしか使えず、カメラ側で必要以上に絞りをしぼり込まれるため、昼間に開放付近で撮影するにはNDフィルターを重ねて使う・・・といったことに悩まされてきましたが、最新のファームウェアでは遂にマニュアル露出が行えるように。これでやっとセンサーとカメラが持つ力、そしてレンズの力を存分に発揮できるようになりました。
基本的にマニュアルフォーカスでの撮影となります。故に、絞り込まない限り記録的な使い方には向かないかも。逆に作品を撮ることにチャレンジしたい方、クリエイティブな創作活動に対するモチベーションが高い方にこそ使って欲しいカメラだと言えます。
空間撮影・建築撮影カメラマン御用達レンズ。非常に高価ですが、値段なりのものがあります。買っておいて絶対に損のないレンズ。
とりあえずこれ1本で、広角的にも望遠的にも。それが標準レンズと言われる所以です。ボケ味も素晴らしく、開放での圧倒的なボケ量は絞り操作を忘れさせます。
EF50mm F1.2Lだけというのでも十分ですが、こちら1本だけという選択もあります。画角の制限を受けたくない人に、万人に使いやすい標準ズームの決定版。F4でも絞り開放はピントシビアですよ。
85mmといえばポートレート。でも実はネイチャーなどでも多用する焦点域。2代目にモデルチェンジして非の打ち所がないレンズに。描写は素晴らしいの一言。50mm F1.2とはもう1段も2段も大きな開放時のボケも魅力満点。ただし開放はシビアもシビア。ぜひトライしてくみてください。
軽さと写りの実力で、あえてF4をおすすめ。街角の撮影などでもディスタンスを取って撮影しやすい画角のため非常に使いでがあります。また、ポートレートやイベントでの撮影などにも威力を発揮。
エントリーモデルながら、720p/24fpsの高画質映像撮影が可能。フォーマットはMotion JPEG。バリアングル液晶を搭載するのが最も大きな特長で、様々なアングルからの撮影に耐えます。実際の撮影時に大変重宝します。映像撮影中のフォーカシングはこちらもマニュアルフォーカスとなります。またコントラストAFはD90よりも速度アップしている模様。小型軽量でとにかくリーズナブル。バランスが取れたカメラ。とりあえずお試しで・・・という方にピッタリのカメラです。
35mm換算で15mm-36mmの画角相当となる、超広角ズーム。非常に優秀なズームレンズです。
35mm換算で50mm標準相当の画角。最新のレンズだけに描写は折り紙付き。F1.8と明るいため開放絞りでは大きなボケが得られます。
手ぶれ補正に35mm換算27mm-300mm相当の画角と、まさに全部載せ状態のレンズ。コレ一本で撮れない画は無いといっていいほど使いでのあるレンズです。また高倍率ズームらしからぬ描写は先代からの定評があり、新モデルのこのレンズにも期待していいでしょう。
半絞り暗いからといって、描写も一緒に落ちるなんて大間違い。このレンズは名レンズだと言い切りましょう。ピント面のシャープさ。重厚だけどいやらしさのない素直なボケ味。それでいてF1.4より格段にリーズナブル。APS-Cだと120mm相当の画角となり、少々長いのですが、顔アップのポートレートなどに活躍しそうです。
720p/30fpsの高画質映像撮影が可能。フォーマットはMotion JPEG。驚きなのが撮影中にAF動作が可能(動作音が録音されてしまいますが・・オフなら問題なし)。さらにステレオで録音可能。お洒落なだけじゃない確かな実力の持ち主。デジタル一眼レフとしてみれば小さなセンサーを搭載するE-P1ですが、それでもハリウッドで使われている劇場撮影用のものに近いセンサーサイズ。E-P1でも十二分にボケ描写が楽しめます。さらにお馴染みのアートフィルター搭載。なんと映像(動画)にも適用でき、一部のフィルターではコマ数が落ちるため、これがなんともいい味を醸し出します。お洒落、おまけに高画質。おすすめのカメラです。
35mm換算で28-84mm相当の画角。ズーム全域で25cmまで寄れる優秀な標準ズーム。昨今のレンズとしては世にも珍しい沈胴式のズームレンズ。とりあえずこれ1本あれば何かと重宝するでしょう。色違いのブラックもあり。
あると便利な撮影周辺機器をご紹介。
1つでショルダーブレーズ、バランスウェート付グリップ、テーブル三脚と大活躍。EOS 5Dには厳しいかもしれませんが、他の2台ならこれがあると手持ち撮影に威力を発揮します。
ちなみに雲台の501HDVのみ単品で購入でき(ヨドバシ各店にてお買い求めください)、写真用三脚に取り付けることができます。写真用の雲台&三脚で撮影できなくもないですが、スムーズなパーン動作などにはビデオ用雲台が必須です。
編集ソフトのご紹介は非常に多岐に渡るためまたの機会にお届けします。
こちらにおすすめのソフトをリストしておきましたので、環境と目的に合わせてお選びください。