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手の届く場所に置いて欲しい。いつもの日々を撮るカメラ。- パナソニック LUMIX DMC-GF3

驚くほどの小ささ。考えぬかれたフォルム。

GFシリーズも3世代目。もともとコンパクトなシリーズではありましたが、そのボディを一層スリムにして生まれ変わりました。マイクロフォーサーズマウントである以上、レンズのマウント・大きさが定まっているなかで、いかにして軽量・コンパクトなボディにするか。メーカーの工夫が随所に伺えるボディです。少し丸みを帯びた形状やグリップのラインなど、いわゆる昔ながらの「カメラ」とは一線を画したデザインも特徴的。これらのデザインが決して見栄えのために生まれたものではないことは、触ってみればわかります。しっくりと手に馴染み、持ちやすく、使いやすい。使えば使うほど、唸らせられるデザインであると思います。

触り心地はもはやデジタル一眼というよりコンパクトデジタルカメラに近いのですが、随所に散りばめられた工夫が使い勝手を向上させています。特に背面右上の形状が見事。親指にほどよく引っ掛かり、これだけでカメラをしっかりホールドできるようになるのです。

小さくても一眼画質。

これだけ小さくてもデジタル一眼。コンパクトデジタルカメラと比べれば、素子の大きさによる写りの豊かさ、レンズ交換による描写・使い勝手の変化など、表現の幅は大きく異なります。今回は14mmのパンケーキレンズで撮り歩いてみましたが、望遠ズームをつけたり、マクロレンズをつけたり、用途に合わせてレンズ交換ができる。紛れもないレンズ交換式デジタル一眼なのです。

この14mmというレンズ、コンパクトさもさることながら描写も使い勝手も絶妙な一本です。撮りたい景色に向かって構えれば写したいものがおおよそ画面に入る丁度よい広さで、近くのものにもしっかり寄れる。ちょっと散歩するときには、こんなレンズ1本で軽快にスナップするのが楽しいでしょう。

難しいことを考えなくても、思うままに撮れる。

パナソニックのカメラに搭載された「タッチパネルによる操作」は、カメラに慣れていない人でも直感的に操作できる便利な機能。ピントを合わせたい場所にタッチして、そのままシャッターを切ることができます。コンパクトデジタルカメラでは表現の難しい「ボケた」写真も、見せたいものにピントが合っていてこそ印象的な仕上がりになるもの。このカメラなら難しい操作なく、撮りたいものにピントを合わせた写真を撮ることができるでしょう。構図を決めて、写したいものにタッチする。これからのカメラ、確かにこうあるべきなのかもしれません。

クリエイティブコントロール機能を使えば、普段と違う写真に仕上げるのも簡単。撮影時に効果が確認できますから、GF3を通していつもの風景を「レトロ」や「ポップ」や「セピア」に眺めてみましょう。きっと面白い発見があるはずです。

いつもカメラをしのばせて。

パナソニック DMC-GF3W-W[ダブルレンズキット
パンケーキレンズ/標準ズームレンズ シェルホワイト]

小さく軽いパッケージで、高画質を実現する。マイクロフォーサーズというフォーマットの目指したものが、しっかりと形になってきたカメラであると思います。今までコンパクトデジタルカメラを使ってきて「もうちょっと綺麗に撮りたい」「こんな写真が撮りたい」といった欲がでてきた方。デジタル一眼を使っているけれど、あまり持ち歩かなくなってしまった方。メイン機材とは別に、気軽に使えるサブ機が欲しい方。GF3はそのコンパクトさと画質のバランスに優れた、様々な方におすすめできる製品です。

これだけ軽量コンパクトなカメラですから、いつでも持ち歩いて、日常に散りばめられた小さな感動を写してみてください。GF3はきっと、かけがえのないパートナーになってくれるはずです。

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