サーモスであなたも料理名人に!

なかなか取り組めない料理、うまくいかない料理にビッと効いて、手間とコストをカットする。そんな超便利・調理グッズを一挙ご紹介!

自宅で燻製??驚くほど煙が出ずに、いつでも燻製料理が簡単に楽しめます

サーモス 保温燻製器 RPD-13 [イージースモーカー]

実に面白いサーモスらしい商品で、写真右側のように燻製鍋(超耐熱セラミックス鍋)部分と、保温部分とに分かれています。燻製鍋をチップの煙が出るまでガスコンロにかけて、その後保温容器に収めます。つまり、加熱するのは最初だけで、あとは保温容器に所定の時間置いておくだけ。燻製といえば煙がたくさんでるのではないか、面倒ではないかと想像されるかと思いますが、実際本当に簡単です。詳しくは下のレポートをご覧ください。

沸騰したお湯を入れるだけでパスタのできあがり

サーモス 真空断熱パスタクッカー

パスタを茹でるには大きな寸胴鍋と大量の水が必要です。サーモスの真空断熱パスタクッカーなら、沸騰したお湯を入れるだけ。あとは分量に応じた時間を待てばパスタの茹であがり。つまり、保温魔法びんの中にお湯とパスタを入れるだけ・・・というイメージです。また、ガスコンロなどが空くので、お湯を入れてしまえばあとはソース作りなどを並行して行える便利なグッズなのです。

沸騰したお湯を入れるだけでパスタのできあがり

サーモス 真空保温調理器シャトルシェフ

煮込み料理の難点はコンロの前から離れられないこと。サーモスの真空保温調理器シャトルシェフを使えば、短時間調理鍋を加熱して、あとは保温容器に入れて余熱で調理。しかも調理鍋は多数の熱源に対応しています。イメージとしては調理鍋をそのまま魔法瓶に入れてしまう感じです。つまり、煮込んでいく過程は保温容器におまかせ。コンロから離れられ、かつ火加減を見る必要もない超便利なグッズなのです。

さて、どれだけ便利なのか。以下より毎度同じく懲りない実践レポート!

まずは燻製おつまみ一斉テスト!

我が家で燻製・・・素晴らしい。マンションでも全然OKですよ。味わい最高です。

今回トライしたのは「チーズ」「卵」「ソーセージ」「鶏のささみ」。

基本的に下ごしらえ(漬け汁につけ込む)は必要ですが、その後は燻製鍋にチップを入れて火にかけ、そのあと保温容器に燻製鍋を移すだけ。最初、燻製鍋のフタを開けた状態でチップから煙がではじめるまでコンロにかけるところまでは共通です。つまり煙がでるのはこの一瞬のみで、あとはフタをして保温容器に置いておくだけなので以降煙は一切出ません。マンションでも全くOKです。これは嬉しいですね。また、チップと燻製レシピがついてきますので、買ったその日から色々燻製を楽しめます。

 

 

 

まずは下ごしらえ必要なしの「スモークチーズ」。

 


(1)燻製レシピを見て、指定量チップをいれます。鍋底にアルミホイルを敷いておくと後で洗いやすいかと思います。なおチップは付属するモノ以外でも、ホームセンターなどで色々なものが買えますのでお好みに応じて。



(2)網をのせて、その上にチーズをならべます。何の下ごしらえも必要ありません。


(3)火にかけます。わずかに煙がでてるのがおわかりいただけますか?煙がではじめたらフタをしてしまいますので、つまり、この程度なのです。加熱は5分間。


(4)フタをして保温容器に燻製鍋をおきます。いくら保温容器があるといっても、鍋のほうでしっかり熱を保てないとできないことですよね。あとは指定時間15分間置いておくだけ。

 


(5) はい。できあがり。網目もついちゃって素晴らしい!コンビニで買ってきたチーズが素晴らしいお味に。燻製万歳!簡単すぎです!

・・・すみません。おなか減ってました。

 

 

さて、お次は「くんたま」。燻製たまごです!

 


(1)燻製たまごは少し手間が掛かります。ソミュール液に浸して、冷蔵庫で2-3日寝かしましょう。その時のお酒を楽しみに。

ソミュール液の作り方
ソミュール液とは要するに塩水のことで、具材に塩分を均一に浸透させるためのものですが、燻製の場合、10~15%程度の塩分濃度でほどよいと思います。基本的な作り方は以下の通りです。

(1)水1リッターにつき、塩分を100gとかします。(濃度は色々試してみてください)
(2)三温糖10g程度を同じくとかします。
(3)黒コショウ・白コショウなどを適量入れ、ローレルなどのハーブをお好みで。
(4)お好みでワイン等をいれてもよいでしょう。


(2) いつもお使いの鍋にたまごを移し、漬け汁のソミュール液で固ゆでになるようしっかり茹でます。(漬け込んだソミュール液を使って茹でてください)


(3)茹であがったたまごの殻をむいたのち、水分を拭き取って1時間程度乾燥させます。


(4) ちなみに・・・乾燥の図。何か可愛らしい。窓際などにおいておくとよいでしょう。


(5)燻製鍋に並べて火にかけます。強火で煙が出たらフタをして弱火10分加熱。


(6)ふたをした鍋を保温容器において、20分置いておきます。するとこんないい色のたまごが!お味は絶品です。

 

 

こちらもかんたん燻製。スモークソーセージ。

 


(1)上の2つとお作法は同じなので、ちょっと端折ります。乾燥させたソーセージをチップを入れた燻製鍋に並べます。乾燥自体は1時間程度で十分だと思います。ちなみにあまりよいソーセージを使わなくても十分美味しいですよ。


(2) 煙が出始めるまでは強火で。その後フタをして弱火で10分。


(3)保温容器において20分。できあがりはこの通り。素晴らしい。

 

 

最後は「ささみの燻製」。

 


(1)ささみをさっと醤油で漬けます。お好みでブラックペッパーなどを。漬け込むのではないのでご注意を。その後網の上などで2時間程度乾燥させてください。


(2) 乾燥が終わったら、他と同じ作法でささみを燻製鍋に並べ、強火で煙がでるまで、煙が出たらフタをして10分間加熱。その後、保温容器に移して20分間置いておきます。


(3)この通り。燻製鍋の熱保持の能力が高いからこそなんでしょうね。美味しいです!

パスタクッカーで茄子とトマトのパスタ

ほんとは、茄子とトマトとベーコンとピーマンのパスタですが・・・

パスタクッカーを使って、我が家定番のパスタを作ってみます。魔法瓶みたいなものにお湯と塩とパスタを入れるだけ。ホントー?・・・ということで試してみました。

 

 

用意するもの

なす 1/2
ベーコン 30g程度
ピーマン 1個
プチトマト 2-3個
にんにく 1片(潰します)
適量
コショウ 適量
オリーブオイル 適量
パスタ 200g

左記の分量で2人前となります。今回は1.2mmの細いものを使っています。

 

 

パスタを茹でます。

 


(1)2Lのお湯を沸かし、パスタクッカーにお湯を入れます。写真では・・・こぼしてるし、パスタが先に入ってるしでメチャクチャですが、まずお湯を沸かし、パスタクッカーにお湯を入れて、その後にパスタを入れるというのが正しい作法です。


(2)パスタを入れます。後でお湯を入れてるのがふつふつとわかる写真ですが。。。今回1.2mm程度のものを使っていますので直接パスタをパスタクッカーに入れていますが、1.6mm以上のパスタを投入する場合、パスタがパスタクッカー内で揃い立った状態で茹でられるように、ホルダー・パスタガイドなるものが同梱されていますので、それを使います。


(3)フタをして、パスタの袋に表示してある「ゆで時間」に3分プラスして待ちます。

 

 

パスタを茹であがりを待ってる間に、作業作業。

 


(1)フライパンにオリーブオイルを。


(2)にんにくを炒めます。焦げてるし・・・焦がしてはいけません。


(3)切っておいた具を炒め合わせます。


(4)パスタクッカーでの茹で上げがちょうど完了。その茹で汁をフライパンにちょっと注ぎます。


(5)茹であがったパスタをざるへ。


(6)具が入ったフライパンにパスタを入れ、塩コショウ、醤油で味を調えながら合わせます。最後に盛りつけて完了! ちなみに、確実にいつも作っているパスタよりもよい茹で加減でした。大量の水を使わなくて済みますし、非常に便利なグッズですね。

真空保温調理器シャトルシェフで定番ポトフ

なぜ2皿?・・普通の鍋でいつもどおり作るのと食べ比べしてみました。左がシャトルシェフ使用。右が我が家伝統製法。勝敗は・・・

申し訳ございません。シャトルシェフの実力を計るために、あえて我が家の「ポトフもどき」で試したためレシピはございません。

いつも我が家で作ってるポトフもどきでどれだけ味わいが変わるのか。そこだけに焦点を当てているため、そもそも牛肉が入るところベーコンだったりで、レシピは無しということでご勘弁ください。

 

 

 

イコールコンディションで勝負を挑む。

 


(1)材料は玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、ベーコン、ソーセージといったところです。味付けは固形コンソメと塩コショウのみ。本当はブイヨンと牛肉がよいと思います。なおシャトルシェフでの調理時間は以下の通りです。

1. 煮立つまで火にかけ、煮立ったら保温容器に入れて1時間置く。
2. 保温容器から調理鍋を取り出し、5分再加熱。
3. 再び保温容器に移して30分置く。

我が家の鍋は、いつもどおり煮立ったら弱火にして、適当に具の芯が無くなるまで煮込みます。


(2)つつがなく付属レシピどおりに進行するシャトルシェフ組。


(3) 我が家の鍋は弱火で依然放置。たまに煮てることをすっかり忘れたりします。。。


結果。シャトルシェフの圧勝。というのも、シャトルシェフの方は、具材の外から中まで均一の口触りです。我が家の方は、外側が柔らかく、内側はシャトルシェフに比べると固い。つまり均一ではありません。しかしこれ以上煮込むと外側は煮くずれしてきます。火にかけない高温での保温調理だからこそ、均一に火が通るのだと思います。ガス代や電気代の節約にもなりますし、保温容器にかけてしまえば完全に身体とコンロはフリー。一台あると本当に重宝すると思います。・・・しかし恐るべしサーモスの断熱・保温技術!!






あとがき


今回のサーモス3製品の言い出しっぺも編集長でした。3製品一気に記事にするのは大変なのですが。。。作業終了後のお腹も大変なことになります。

 

感心したのは、やはり断熱と保温に対するノウハウと製品作りができなければこのような製品は成り立たない点です。断熱と保温のおかげで、コンロから離れることができ、他の作業もできて、かつ、経済的。さらに、人間のあいまいな勘で(?)茹ですぎたり、煮込みすぎたりということが無く、これも無駄が無くてよいですね。素人がなかなかプロのように一発で火を通すというのは難しいものです。パスタなんかは本当に大量のお湯で茹でなければなかなか美味しく茹でられないものですが、お湯を入れてハイ終わりというノリには驚きました。

 

どれも経済的・効率的、かつ美味しい。おすすめの品々です。

 

 

 

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